春夏秋冬

日頃の生活を織り交ぜながら、弱い自分・心の内・本音を話しています。

「海と空」

「海と空」

心の中で何かが うごめいている

それは 深い深い海の底に潜む 捉えられない何か

その何かを 取り去りたくても 私には取り去ることができない 

手の平で こんなにも わしづかみにしているのに

実態は何もない どんよりとした空気が ただ流れるだけ

青く澄み切った空から どんよりとした空に変わる時

それは 自分の心を映し出す 鏡なのかもしれない

どんなに晴れていても どんなに澄んでいても 心の鏡は曇っている

雲の隙間から かすかに見える私 どれが本当の私なのだろう

心の鏡は知っている 楽しい姿も 切ない姿も 全ては自分なのだと

あるがままに あるがままを 受け入れる

そしてまた 青く澄み切った空 輝く心の鏡に変化して